がんと経済的負担①

先日、ある勉強会で、ガンのドキュメンタリーのDVDを見ました。
金子明美さんという北海道の女性で、自らのがん体験が収められており、
お亡くなりになるまで数年間の、ガンと治療費との闘いが生々しく記録されて
いるものでした。

ガン患者は、ガンとの闘いだけではありません。お金(治療費)とも
闘っていかなければいけません。その精神的な負担は想像を超えます。
(金子さん著書、「がん患者 お金との闘い」という本も出版されています。)
金子さんは当時高校受験を控えた男の子と、小学校入学を控えた女の子が
いらっしゃり、正に働き盛り、育ち盛りの、これからお金がたくさんかかるご家庭での
壮絶な治療費との闘いでした。
命とお金を天秤にかけざるを得ない決断を迫られる場面もあり、
これ程までもがんに罹ると経済的負担があるのか、と思い知らされました。

国のガン対策は大変遅れており、特に患者への「治療費に対する対策」が
なされていないのが現実としてある様です。
例えば高額療養費制度(1か月間に同じ医療機関に支払った医療費が一定額を
超えた場合、後日超えた部分が払い戻される制度)については御存じの方も
多いと思いますが、入院ではなく通院については3か月経たないと
払い戻しがない事
はかっちゃんも知りませんでした。
今のガン治療は、国の方針で通院治療が多くなってきていますので
治療費の工面が非常に厳しくなるのです。
(金子さんが北海道知事に要望書を提出し改善を求めましたが、
現在のところ対応ができない旨の回答でした。)

国民病としてこれから2人に1人がガンで死亡する時代がもう目の前です。
とにかく長期になればお金が多額になるこの病気。
お金の切れ目が命の切れ目になってしまう現実は、
誰しも直面する可能性があると感じました。

次回は、これからの対策を含めて、治療費等の問題を考えてみたいと思います。

●自分自身でできることから始めるしかありません。
 まずは健康。これに勝るものはありませんね。

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