遺産分割の考え方

先日の日経新聞に【円満な相続 親子で準備】と題して
生きている間の正しい遺産分割の考え方の記事がありました。

相続のキーワードとしては・・
①相続税軽減対策
②納税資金対策
③財産分割対策
を主軸にお考えになるかと思いますが、今回の記事は
③の財産分割対策に特化した内容となっております。

★明確な財産リストの作成!
人生の晩年には認知症になったり、大病を患ったり、相続人(後継)
に対して正しい相続ができるかわかりません。
早めのうちに遺産分割の構想を練ることが肝要です。
そして、親自身の独断ではなく、ポイントは子供と充分に意思疎通を図り
現在と将来の状況を考慮して、不公平感や不満が出ないようにする事が
大事になってきます。
しかしながら、言葉では簡単に言えますが、実際に取り組む高齢者は
あまり多くないとの実情もあります。

【データー】
現在、年間約120万人が死亡するが、遺言(公正証書遺言)の作成件数は
年間約8万件にすぎないとの事です。

★公平に分けるポイント
公平を期する上で覚えておきたいのは「遺留分」「特別受益」「寄与分」
の3つです。
●遺留分は法律で認めたれた最低限の相続分です。
●特別受益は親が生前に子供に贈与した財産で、
具体的には親からもらった「結婚の為の持参金や支度金」「原則として
大学以上
の教育資金」「独立の際に贈与された居住用の宅地」などです。
●寄与分は子供の親への貢献分。
「子供が親の仕事を手伝ったり、資金を提供したりした」
「親の療養の介護や看護をした」
「親の財産の維持・増加に特別に貢献した」場合などに認められます。

上記の実情も踏まえて・・
相続対策は、住まいや後見人の問題、遺言など「意外に時間がかかる」ことを
含みおき、早めの準備が必要といえると思います。

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