胃がんの予防法

日本人に最も多い胃がん。
前回に続いて今回は「予防法」についてお話します。
これも新聞の記事のなかからの情報ですが、
60歳以上の日本人のうち8割が、胃の粘膜に感染しているとされる細菌
(ヘリコバクター・ピロリ)が胃がんの原因を作っていることが近年の研究で
わかりました。

北海道大病院長の浅香正博教授は「胃がんは予防できるがんです」と
強調されています。
浅香教授は昨年8月、ピロリ菌を治療で無くすと胃がんの発症を減らせる、
という試験結果を発表されました。
結果、新たな胃がん(2次がん)の発生は、治療した方が、しない方の
3分の1に抑えられました。
ピロリ菌感染者の約3%が7~8年のうちに胃がんを発症したのに対し、
非感染者では発症はなかった、などの研究報告もあるそうです。

同大学病院の加藤先生は、
「ピロリ菌の感染がわかった人は、内視鏡検査を受けた方がいい。
『萎縮性胃炎』があると診断された人は、胃がんになりやすいので
ピロリ菌治療を受けることをお勧めします」とお話されています。

ピロリ菌治療は約半数の人に下痢などの副作用が起きるらしいのですが、
おおむね軽く、治療を終えれば治まるらしいです。
治療の費用については、胃潰瘍か十二指腸潰瘍があれば保険がきくが、
潰瘍がなくて胃がん予防を目的に受ける場合には、
保険がきかず、検査や治療に約2万円かかる、という話です。
いずれにしても気になる方は、まず相談してみることだと思います。

●予防できることは積極的にしてみたいものです。
 予防医学はこれから大切な分野です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。